ラズパイでユーザー名またはパスワードを忘れた場合のリカバリーモードでの再設定手順
背景
マジで困ったので再設定したときの手順を記載します。
Raspberry Pi でユーザー名またはパスワードを忘れた場合でも、リカバリーモードを使用することで安全に再設定できます。
この手順では、設定ファイルを一時的に編集して root 権限を取得し、新しいパスワードを設定します。
手順
1. リカバリーモードで起動
ラズベリーパイの電源を入れた直後にキーボードで Shift キーを押し続けます。 これにより、ブートメニュー(リカバリーモード)に入ることができます。
2. Configを編集
通常の起動を止め、起動設定を編集します。
- NOOBSの設定の編集を選択します。
- cmdline.txt を開きます。
- 行の末尾に次の1行を追加します:
init=/bin/sh - 保存して NOOBSを終了します
→設定の編集ができない場合は別のPCで対象のファイルに上記の行を加えてください
その後、通常のログイン画面ではなく、root シェルに入ります。 ここでシステムの修正が可能です。
3. CLIでユーザーを特定
忘れてしまったユーザー名を確認します。
cat /etc/passwd | grep /home
または、
getent passwd | grep /home
通常は pi または自分で作成したユーザー名が表示されます。
4. パスワードの上書き
パスワードを変更する前に、rootファイルシステムを再マウントして書き込みを有効化する必要があります。
mount -o remount,rw /
次に、対象ユーザーのパスワードを再設定します(例:ユーザー名が pi の場合)。
passwd pi
新しいパスワードを2回入力してください。成功すると「password updated successfully」と表示されます。
5. 再起動
パスワード変更を反映するため、次のコマンドで再起動します。
exec /sbin/init
または
reboot
6. Configを直す
Shift キーを押し続け、リカバリーモードにします。
cmdline.txt を開きます。
先ほど追加した init=/bin/sh の部分を削除し、リカバリーモードを終了します
7. ログイン確認
通常通り起動し、新しいパスワードでログインできることを確認します。
ログインできれば復旧完了です。